店舗経営されてる事業者さまには少し耳寄りな情報かもしれません!
アメリカの決済プラットフォーム大手のSquareに本社をかまえる2023年2月から一部の国々で先行して提供されていたNFC決済用レジ化サービスが日本国内でも提供開始となりました。
※アメリカでは2021年12月に社名を「Square」から「Block」に変更していますが、日本法人は「Square株式会社」。
- POINT12023年2月米国・英国・イギリス・オーストラリア・ニュージーランド・シンガポールの6か国で提供開始
- POINT22023年6月日本でも参加希望業者を募って試用プログラムとして提供スタート
- POINT32023年9月事業者向けに提供開始を発表
\Tap to Payってどうなの?/
- Tap to Payの利便性
- 導入までの流れ
- 決済手数料はどれくらい?
「Tap to Pay」の利便性の高さ
店舗経営されている方であればキャッシュレス決済の利便性については、ご承知のとおりです。
スマートフォンにクレジットカードなどを背面にタップするだけで決済が可能なTap to Pay。
Square社が9月、Android端末を決済端末にする「Tap to Pay on Android(タップ・トゥ・ペイ・オン・アンドロイド、以下「Tap to Pay」)を発表しました。
Tap to Payを利用するメリットとしては、2つあげました。
決済端末の導入費用が不要
従来の決済端末は、比較的高額な導入費用がかかっていました。
しかし、
「Tap to Pay on Android」は、既存のAndroidスマホを決済端末として利用するため、導入費用が不要です。
臨時店舗や移動型店舗に導入しやすい
⇒コスト削減
決済スピードのはやさ
Tap to Payはカードやスマートフォンを背面にタップするだけで決済が完了となります。
そのため、従来の決済端末でカードを挿入して暗証番号を入力するよりもスピーディに決済をおこなうことが可能になります。
- レジ待ちの時間が不要に
⇒顧客満足向上へ - 店員の会計業務の負担軽減
⇒接客に集できる
タッチ決済導入のきっかけに
最近では、QRコード決済が普及してきています。非常に便利ですが、外国人観光客も増加傾向にある日本。
特に、おみやげ屋さんではタッチ決済の導入は不可避といえるでしょう。タッチ決済ができる、できないではお店の売上アップへの機会損失にもつながります。
Tap to Payはこのインバウンド需要をものにするためにも重要なサービスのひとつになるかもしれませんね。
Tap to Pay on Androidを導入するには?
導入するには当然、Android端末が必要となります。(※NFC搭載端末)
あとは専用のアプリ『POSレジアプリ』を端末にインストールして、アカウント作成など手続きをおこなえば導入可能となります。
決済端末が要らないのがいいですね!
決済手数料は?
カードリーダーなど必要機器の端末費用は0円ですが、タッチ決済を利用する際に決済手数料が発生します。
Tap to Pay on Androidの手数料は3.25%となります。各キャッシュレス決済はそれぞれ手数料が発生します。
決済端末不要な点と、タッチ決済の一番の強みである決済完了までのスピードのはやさを考えれば導入もアリではないでしょうか。
まとめ
今回は、Tap to Pay on Androidについてご紹介しました。
- 導入に必要なもの
①NFC搭載のAndroid端末
②専用のアプリ - 移動型ショップなどでは大活躍
- 手軽にカード決済が可能
Android端末だけなの??と疑問になる方もいると思います。Block社(旧Square社)は一部の国で『Tap to Pay on iPhone』のサービスをスタートしています。
日本国内ではまだ展開されていませんが、国内で利用できるのも時間の問題ではないでしょうか。いずれはiPhoneユーザーの方も利用できる日がくるはずです。
キャッシュレス決済の導入をお悩みの方は、ぜひ、Square社のTap to Pay on Androidをチェックしてみてください!!
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