年賀状シーズン必見! 住所録管理方法
2023年、今年もよろしくお願いいたします。本当は昨年の12月の上旬ごろにアップしたかった内容の記事となります。
昨年、長年愛用していたiPhoneからGoogle Pixelに機種変更をしたことをきっかけにGoogleのサービスを利用する頻度が急増してます。
その中でも、最近ハマっている『Googleスプレッドシート』をつかったGoogle Apps Scriptを紹介します。
年賀状シーズンに活躍する
住所録の住所を自動反映させる方法です。
スプレッドシートで住所を自動反映
年賀状のシーズンになると、少し手間に感じてしまうのが宛先の住所ですよね。年賀状は手書き派の方であればなおさらです。
今回はGoogleスプレッドシートという、Google版のエクセルみたいななものをつかった住所の自動反映方法について紹介します。先に自動反映の手順をお伝えします。
- 住所録(スプレッドシート)を用意
- Google Apps Scriptを起動
- コードの貼り付けをおこなう
- スプレッドシートに適用
- スプレッドシートでの作業
あまり聞きなれない言葉もあるかもしれないですが、コードのコピーと貼り付け作業で完結しますのでご安心ください。
手順① 住所録(スプレッドシート)を用意
まずは、住所録用のスプレッドシートを用意します。Chromeトップページの右上アカウント画像の近くにある9個の点をタップすると、スプレッドシートが用意できます。
手順② Google Apps Scriptを起動
あまり聞きなれない言葉かもしれません。私もまだ学び始めたばかりですので詳細については別の機会にご紹介させていただきます。
「Google Apps Script」とは?
Googleが開発したプログラミング言語でグーグルのサービスを自動化するためにうまれたものです。GAS(ガス)と呼ばれます。
ものすごく便利な機能ですので
紹介する回数が増やします!
- 【拡張機能】をタップ
- 【Apps Script】をタップ
手順③ コードの貼り付けをおこなう
デフォルトで表示されている、「function myFunction() {}」と書かれている部分を削除してください。そして、以下のコードを貼り付けてください。
function addAddress(zipcode) {
//データの読み込み
const url = `https://zipcloud.ibsnet.co.jp/api/search?zipcode=`+ zipcode ;
const response = UrlFetchApp.fetch(url).getContentText();
const respData = JSON.parse(response);
//データ出力
const result = respData.results[0];
const pref = result.address1; //都道府県
const city = result.address2; //市区町村
const town = result.address3; //町域名
return pref + city + town;
}
日本郵便が公開している郵便番号データを検索するサービス【zipcloud】という株式会社アイビスが運営するサービスのAPIを利用して、住所のデータを取得します。
※データ利用する際、「zipcloudの利用規約」に同意する必要があります。
最後にコードの保存をお忘れなく!
手順④ スプレッドシートに適用
- 作成したaddAddress関数を入力
=addAddress(郵便番号入力セル) - 郵便番号の入力
手順⑤ スプレッドシートでの作業
住所の自動反映ができたら、あとは、宛先に必要なほかの情報をスプレッドシートにまとめます。
- 名前
- 住所(番地、建物名など)
- 敬称
入力が完了したら、CSVデータでダウンロードして、使用している年賀状ソフトに紐づけさせれば作業完了です。
まとめ
- 住所録(スプレッドシート)を用意
- Google Apps Scriptを起動
- コードの貼り付けをおこなう
- スプレッドシートに適用
- スプレッドシートでの作業
郵便番号だけ入力すれば一番やっかいな住所入力の手間が省けることができました。番地や、建物名などその他入力情報は必要ですが、かなりの時短につなげることが可能です。つぎの年賀状の準備の際はぜひ、利用してみてください。
\初学者でも使いやすいプログラミング言語/